富士山 世界遺産登録！？

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国際記念物遺跡会議は３０日、日本が推薦していた

「富士山」（山梨、静岡両県）を「三保松原（みほのまつばら）を除き登録」、

「鎌倉」（神奈川県）を「不登録」とするよう、

国連教育科学文化機関（ユネスコ）に勧告しました。

国際記念物遺跡会議（略称イコモス）は世界遺産への登録の可否を調査する、

ユネスコの諮問機関です。

各国から世界遺産に推薦された場所の現地調査などを行っています。

過去の事例からみて、イコモスの勧告が「不登録」から「登録」になった例は、

ここ５年では１例もないそうです。

富士山は初めは自然遺産としての世界遺産登録を目指していましたが、

山麓開発によるごみ問題などが原因で、０３年の国内選考で落選。

その後、文化遺産として再挑戦しました。

富士山は、一昨年の「平泉(略)」（岩手県）以来、国内では１３件目の世界文化遺産になります。

ただ、構成資産を広く一体的に管理することや、富士山域から離れた位置にある

「三保松原」を資産から除外することなどが条件になりました。

今年６月にカンボジアで開かれる第３７回ユネスコ世界遺産委員会で、

正式に決定される見通しです。

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